蹴遊記

スポーツとしてのサッカーだけでなく、文化としてのフットボールについて書いたり……

2019最終戦

さすがに残しておきたい試合なので

 

今日やっと2019シーズンが終わりました。結果は2位。嬉しいでも悔しいでもない感情でフィニッシュしました。

 

思えば今年は学生として最後のシーズン。中高生のときはもちろん部活と勉強の合間を縫ってスタジアムにいきましたが、この大学四年間は一年のほぼ全てを東京に注ぎ込んでしまいました。

 

東京のためにバイトをし、飲み会など行かず、土日はスタジアムへ。

想い描いたものだったかどうかは分かりませんが、「全試合行く」という小学生の頃の夢はある程度叶えられました。

 

特に今年は前半戦の楽しいシーンから後半戦の苦しいシーンまでそのほぼ全てをスタジアムで過ごせました。だからこそ今日の試合後はいわば「部活の引退試合」みたいなかんじ。文字通り苦楽を共にしたチームがここで終わってしまうことが寂しくもありました。

 

さて、小学生の頃東京にはまってしまったわけですが、なかでもガンバ戦や川崎戦の大逆転がその原因です。いくら負けていても闘う姿勢には感動してました。

 

でも最近はどこか惰性というか勢いで東京を応援していたところもあります。ただ今日の試合、もちろん酷い内容ではあった訳だけども、いくらビハインドだろうと全員が闘っていました。まさに僕の好きな東京の姿を久しぶりに肌で感じ、試合後は号泣。

 

いわゆる「大学生」な生活を選ばずに過ごした四年間も肯定できた気がします。

 

さあ、来年からは社会人。

資本主義の歯車となってしまうかもしれませんが、それでもアイデンティティとして青赤を持ち続けていこうと思います。

 


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