新潟戦そして湘南戦
周りが、「やっぱり東京弱くね?」とザワつき始めたなか、迎えたこの二戦をまとめてみたいと思います。今回は内容というよりも、結果に触れていきます。(一週間置いたのには特に意味はありません)
周りが下に見てくれればくれるほどありがたい今年の東京。去年を見てる側としては大満足な4試合も、周りからは低評価。この評価のギャップの原因はというと、、、
ずばり、「結果」 ですね。
サッカーというスポーツは採点でもなく、「結果」で評価が決まるスポーツ。だからこそ誰でも楽しめるんですね。
てことて、ルヴァンと4節はよりリアリスティックに「勝利」を求めるんだという気概のもと、望みました。(主語がはちゃめちゃですが、多分チーム的にもそうだったのでは)
ルヴァン2節 vs新潟
一週間前の三ツ沢とは打って変わって、ターンオーバーをほとんどせずに挑んだ東京。一方新潟はというと、多分かなりリーグ戦とは違うメンバーでした。(今年は一試合しか新潟の試合を見てないので推測です)
結果はというと、ご存知の通り1-0で勝利。
建英がやってくれましたね!
そんなこんなで、久しぶりにゴール裏でハイになりました。この感覚は何回でもやめられませんね。(酒やらクスリより何倍も興奮できますよね)
と、試合後冷静になると、周りからは「新潟相手に1-0?」の声。もちろん、内容は圧倒したものの決定力に課題を残して、枠内シュートは1本。 確かに不安になるデータだらけです。
更にいうと、ディヴィジョン的にもメンバー的にも「格下」の相手にたったの1点。(この論調に関しては個人的にはかなり嫌いなんですけど、一般的な意見として書いておきます。試合をする上で「格上」も「格下」も無いことはベッケンバウアーのあの名言を借りれば簡単に説明がつきます)
ただ、ただですよ?開幕戦でたった6本しかシュートしなかったチームが、1ヶ月弱で15本に。このデータを無視して語れないはずです。そして、何よりも周りが唯一評価できる基準としての「勝利」を確実に物にした東京。
本当に、去年見てたチームとは別のものを感じました。 そして、この勝利こそすべての始まりなのかなと期待を寄せつつ目を閉じました。(勝利が続くと言葉も洒落ますね)
J1第4節vs湘南
そして迎えた日曜日。春の陽気に騙されて往復40kmの味スタへの道を自転車で行くという致命的なミスから始まります。もう電車で一生行くことを誓いながらキックオフ。
3節の湘南対名古屋を見た身としては正直、恐かったです。予想よりも更に走る湘南スタイルに対して、成長過程のチームが戦って、また結果が出なければ、またなんか言われるんだろうなと。(1番恐れているのは、規律を重んじる監督のもとで結果がでないと、選手たちの士気が下がることです。)
でも、恐がってもどうにもなりません。まずは、ゴール裏が示さねば!(こういう臭い根性論みたいのは苦手なんですけど、心では思ってます。)旗をふり、喉をからし、跳び跳ねる。やれることをやりました。
そして、1-0
やりました!内容はというと、、、誰が見ても分かる完勝!!
湘南に完勝!
取られても、高い位置で取り返してショートカウンター(実際に、得点シーンも完璧なショートカウンター)
遅攻では、サイドで基点を作り、3,4人の鳥かごで相手のハーフスペースに入り込んでシュートまで持っていく
完璧じゃないですか。しかも何よりも、あの湘南の監督にハードワークを誉められちゃいましたよ。
もっというと、水曜に結果を残した選手がスタメンで活躍!
そして翌日、どの記事見ても東京が称賛されてました。
別に他人の評価はどうでも良いんですけど、ただ、良化するも歯痒かったチームがやっと「結果」という形で評価されました。
ここ4試合、明らかに前試合の課題をクリアしていたこのチームが、この2試合では「勝利」という課題をまた新たにクリアしました。
おそらく、次の課題は「複数得点」。この課題に挑む東京を見たいですね!
とにもかくにも、「結果」を最重要視した2試合を勝利できた、 この事こそがこの2試合で1番意味のあることだった気がします。もちろん、内容にもっともっと触れたいのですが(特に東のボールを持たないときの動きとか、林のハイボールへの対応とか)、とにかく、「勝てた」ことこそが1番価値のある2試合だったのでここら辺で締めさせて頂きます。
最後に
結果が出ない4試合を見ながら、個人的に「1回勝てれば、面白いように勝てそうだなー」と楽観視してました。この予言がなんとなく当たりそうなので残しておきます。